WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールして、プラグインやテーマなどを設定して記事を書くまでの手順(初めての人向け)

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先日、「ペラサイトからWordPress(ワードプレス)ブログにアフィリエイトのスタイルをシフト。」という記事を書きましたが、僕のブログを読んでペラサイトからアフィリエイトを始めたという人もいると思われます。

中には先日の記事を読んで「WordPressブログデビューしたいけど、やり方が分からない・・・」という人もいるかもしれません。

そこで、WordPressブログを使ったことがない人向けに、WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールし、各種設定をして、記事を書くまでの手順を解説します。

この記事に書いてある通りにやれば、高額なコミニュティに所属して教えてもらわなくても、自力で実費(ドメイン代+サーバー代+必要なら有料テーマ代)でオリジナルドメインのWordPressブログを運用できるようになるはずです。

といっても、僕は正直、WordPress(ワードプレス)にそれほど詳しくないです。

ただ、WordPress(ワードプレス)に詳しいことがアフィリエイトで稼ぐことに直結するとは思わないので、そこはあまり気にしていません。

むしろ、逆にのめり込まないようにしています。そこに時間を使ってしまうと、僕のために戦ってくれる手駒(記事)が増えないからです。

ドメイン取得

ブログ自体は「はてなブログ」などの無料ブログでも書けますし、アフィリエイトOKの無料ブログもありますが、僕は将来的にサイトを売却するという出口もシナリオの1つとして考えているので、オリジナルドメインを取得するようにしています。

ドメインは「.com」か「.net」あたりでいいんじゃないでしょうか。

取得しようと思ったドメイン名がすでに他の人に取られていたら、末尾に数字を付け加えたり、間に「-(ハイフン)」を入れたり、「car」などの英語を「kuruma」といった日本語読みにすれば、取得できる確率が上がります。

ペラサイトの場合は日本語ドメインが有効と感じたこともありましたが、WordPress(ワードプレス)の場合は英語ドメインの方が使い勝手が良いように感じています。(実際、今の僕は友達には英語ドメインを勧めています。)

ドメイン業者は以下の5社から選べば、ほぼ業界最安値で取得できます。

1年目だけキャンペーン的に安く価格設定されていることも多いです。

※2017年9月現在、価格は税抜

お名前.com ムームードメイン バリュードメイン スタードメイン エックスドメイン
.com 1,280円 1,280円 1,280円 1,180円 1,180円
.net 1,280円 1,280円 1,280円 1,180円 1,180円
Whois情報公開代行 無料
※取得時にチェックボックスにチェックを入れないと有料
無料 無料 無料 無料
クレジットカードによる自動更新 対応 対応 対応 未対応 未対応

「Whois情報公開代行」を設定しておかないと、個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)がWhois情報としてインターネット上に公開されてしまうので、設定したおいた方がいいです。

初めてウェブサイトを運営する人は「Whoisって何?」と思うかもしれませんが、そんな人は「Whois情報公開代行(=自分の個人情報を公開せず、ドメイン業者の情報を代わりに公開してもらう)」にしておけば後で後悔することはありません。

お名前.comではドメイン購入時にチェックボックスにチェックを入れ忘れると、「Whois情報公開代行」が有料(税抜980円)になってしまうので注意が必要です。

詳細は「お名前.comでドメイン取得時にWhois情報公開代行を忘れると大損」に書いています。

サーバー契約

WordPress(ワードプレス)をインストールするサーバーとしては、価格・スペックをトータルに判断して、「エックスサーバー」が一番だと個人的に思います。

というのも、年始に僕が契約しているサーバー全てにWordPress(ワードプレス)をインストールして確かめてみたのですが、エックスサーバーが一番サクサク動くという印象を受けました。(PHP7に対応してからかなり早くなったと感じています。)

もっと安いサーバーもありますが、WordPress(ワードプレス)は通常のHTMLサイトよりもサーバーに負荷がかかるため、値段だけでサーバーを選ばない方がいいです。

通常のHTMLサイトの場合、FTPソフトを経由してサーバー上にファイル(記事)をアップロードし、サイト訪問者はそのファイル(記事)を閲覧します。

一方、WordPress(ワードプレス)の場合は、書いた記事をデータベースに蓄え、訪問者がサイトに訪れたら、その訪問者が求めた記事をデータベースを元に吐き出すような仕様になっています。

一旦、データベースを参照するという作業が発生するので、そのぶんサイトの表示スピードに影響が出ます。

スペックが良いサーバーなら、HTMLサイトとほぼ変わらないスピードで記事を表示してくれます。

エックスサーバーは月額1000円(年間1万2000円)ですが、何らかの事情でこの金額を払うのが辛い場合は、ネットオウル社の「スターサーバー」のスタンダードプラン(月500円/年間6000円)が価格を半額に抑えるという意味では次の選択肢となり得ます。

スターサーバー」のライトプラン(月250円/年間3000円)はもっと安いですが、MySQL(データベース管理システム)が1個なので、複数のドメインでWordPress(ワードプレス)ブログを運用するのに向いていません。

1サイトだけ運営するなら構いませんが、稼いでくると別ジャンルのサイトを別ドメインで運営したくなってくると思います。

僕が契約している中では、この2社のサーバーが技術力が高く、安定していて使いやすく、価格もお手頃という印象です。

サーバーは将来的に他社サーバーに変更することも可能ですが、WordPressブログの場合、HTMLサイトのサーバー変更と違い、PHPやデータベースの専門的な知識が必要となるため敷居は高いです。

僕も試しにやってみましたが、けっこう手こずりました。。

WordPressブログの場合、できればサーバー変更はしないに越したことがないと思います。

なので、金銭的に問題ないなら最初から「エックスサーバー」を選ぶ方がいいかなと思います。

今回のインストール手順も「エックスサーバー」を例にしています。

取得したドメインをサーバーに設定

ドメインを取得して、サーバーを契約したら、取得したドメインをサーバー側で設定します。

エックスサーバーの場合、サーバーの設定をする場合は「サーバーパネル」からログインします。

「サーバーパネル」の管理画面トップページで「ドメイン設定」をクリック。

「ドメイン設定の追加」をクリック。

ドメイン名を入力して、ボタンクリック。

ボタンクリック。次のページがドメイン設定完了画面となります。

これで、サーバー側でのドメイン設定は完了です。

ネームサーバーを設定

次は、ドメイン側の作業です。

取得したドメインをどのサーバーで利用するのか紐付けるために、「ネームサーバーの設定」をします。

ネームサーバーの設定とは「このドメインはこのサーバーで運用しますよ」という設定です。

取得したドメイン会社の管理画面で「ネームサーバー」という項目があるので、そこで以下のような情報を入力します。(たいていの場合、サーバー契約時のメールにネームサーバー情報は書いてあります。)

◎エックスサーバーの場合
ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp

◎スターサーバーの場合
ns1.star-domain.jp
ns2.star-domain.jp
ns3.star-domain.jp

ネームサーバーの設定には数時間かかります。

ネームサーバーの設定が完了していないと、取得したドメイン名をブラウザに打ち込んでも上のような画面が表示されます。

ネームサーバーの設定が完了すると、エックスサーバーの場合は上のような画面が表示されます。

この画面が表示されれば、無事、ネームサーバーの設定が完了したということです。

僕の今までの経験だと、ネームサーバーの設定には3時間前後かかることが多いです。

ドメイン側でやることは「ドメイン取得 → ネームサーバー設定」の2つで終わりです。

次からは、またサーバー側の作業となり、とうとうWordPress(ワードプレス)のインストール作業となりますが、ここまでの作業を一旦まとめます。

  1. ドメイン取得
  2. サーバー契約
  3. 取得したドメインをサーバーに設定(サーバー会社の管理画面で行う)
  4. ネームサーバーを設定(ドメイン会社の管理画面で行う)

WordPress(ワードプレス)をインストール

エックスサーバーの「サーバーパネル」の管理画面で、WordPress(ワードプレス)をインストールします。

管理画面トップページで「自動インストール」をクリック。

WordPress(ワードプレス)をインストールするドメインを選択します。

「プログラムのインストール」をクリック。

「WordPress日本語版」とあります。これをインストールします。

この画面で各種情報を入力します。インストールに関しては、ここがメイン作業となります。

「インストールURL」は空白でOKですが、サブディレクトリにWordPress(ワードプレス)をインストールしたいなら、そのディレクト名を入力します。

「ユーザー名(メールアドレス)」と「パスワード」はWordPress(ワードプレス)の管理画面にログインするのに必要になりますので、この時点で別途メモっておくといいです。

「データベース」は「自動でデータベースを生成する」のままでOKです。

次の画面で確認画面などが出て、インストール完了です。

FTPソフトをチェックすると、以下のようにWordPress(ワードプレス)の関連ファイルがドメイン内にあります。

拡張子を見れば分かりますが、WordPress(ワードプレス)の場合「.html」ではなく「.php」です。

PHPというプログラムを使うことで、データベースとの連携が可能となるからです。

WordPress(ワードプレス)の管理画面にログインして各種設定を行う

ここからは先は、WordPress(ワードプレス)の管理画面内の作業になります。

0)管理画面にログイン

まずは、WordPress(ワードプレス)の管理画面にログインします。

WordPress(ワードプレス)の管理画面のURLは「http://ドメイン名/wp-admin/」となります。

取得したドメイン名が「yourdomain.com」だった場合、「http://yourdomain.com/wp-admin/」が管理画面のURLとなります。

このログイン画面で先ほどWordPress(ワードプレス)をインストールした時に設定した、「ユーザー名(メールアドレス)」と「パスワード」を入力してログインします。

これがWordPress(ワードプレス)管理画面のトップページです。「ダッシュボード」と言います。

ちなみに、このページで使っている管理画面のキャプチャ画像は2017年9月現在のものです。

WordPress(ワードプレス)は常に進化しているので、管理画面のデザインが将来的に変わる可能性もあります。

上にある「表示オプション」をクリックすると、ダッシュボードに表示する項目を選択できるので、必要性を感じたものだけ表示するとシンプルにできます。

1)設定

僕の場合、まず「設定」から始めます。ここでブログの基礎となる部分の設定をします。

1-1)設定 > 一般

「設定 > 一般」では、「サイトタイトル」や「キャッチフレーズ(=サイトの説明文)」を入力します。

1-2)設定 > 投稿設定

「設定 > 投稿設定」の「更新情報サービス」は、あとで紹介するプラグインでカバーできるので、このままスルーしてもいいと思うのですが、設定したい人は「Update Services」というリンクをクリックするとWikipedaのページが表示されるので、「XML-RPC」通知サービスの「日本語」のところにあるアドレスをコピペすればOKです。

1-3)設定 > 表示設定

「設定 > 表示設定」では、僕の場合は「抜粋のみを表示」だけ設定します。

「全文を表示」を選んでしまうと、ツールなどでRSS経由でフルコピーされる恐れがあるからです。

1-4)設定 > ディスカッション

「設定 > ディスカッション」はコメント欄の設定などをするところです。

変なトラックバックなどが来てウザい場合は、上2つ(緑)のチェックを外せば来なくなります。

コメント欄を表示させたくない場合は、「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックを外せば、記事の下にコメント欄が表示されなくなります。

ただし、過去にすでに記事を書いている場合は、ここのチェックを外してもコメント欄が残るので、その場合では個別記事ページの「ディスカッション」で記事ごとにチェックを外します。

すでにたくさん記事を書いてから変更すると、けっこうな手間となってしまうので、サイト公開時に「コメント欄を表示するか or しないか」を決めてしまった方がいいと思います。

1-5)設定 > メディア

「設定 > メディア」はサムネイル画像のサイズを設定できますが、僕はいつもこのままです。必要性を感じた時だけ変更します。

1-6)設定 > パーマリンク設定

「設定 > パーマリンク設定」は個別記事のURLを設定をするところです。

「パーマリンク」とは、「個別記事のアドレス(URL)」のことと覚えておけばOKです。

「基本」とありますが、僕はこういうURLはあまり好きじゃないです。

「日付と投稿名」もカテゴリ構造が深すぎる印象があります。

僕の場合は、「月と投稿名」が一番しっくりきます。当サイトもこれです。

「数字ベース」は「archives」という1つのディレクトリの中に全ての記事が入ってしまうのがちょっと嫌です。

「投稿名」はドメイン直下に全ての記事があるのがちょっと嫌です。

もし、HTMLサイトのように「ドメイン名/カテゴリ名/個別記事のURL」というパーマリンクに設定したい場合は、「カスタム構造」で「/%category%/%postname%/」と入力します。

ただし、カテゴリ名を変更したら、個別記事のURLも変わってしまうので、今まで受けていたリンクなどの恩恵を受けられなく可能性があります。(リダイレクトされますが)

「パーマリンク」は英語では「permalink」と書きますが、「perma」には「永続的な/不変的な」という意味合いがあります。

つまり、「個別記事のアドレス(URL)」というのは永続性を持った方がいいということです。

なぜなら、ブラウザのブックマークに入れてくれたり、ソーシャルボタンでブックマークしてくれたり、他のサイトからリンクしてくれたユーザーにとって、URLが変わらない方が親切だからです。

ただし、WordPress(ワードプレス)の場合、個別記事のURLが変わっても、自動的にリダイレクトされるので、リンクが切れるということはありません。

2)ユーザー > あなたのプロフィール

僕の場合、HTMLタグを手打ちで入力できるので、「ビジュアルリッチエディター」を使っていません。なので、「ビジュアルリッチエディターを使用しない」にチェックを付けています。

HTMLの知識がない人は、あとで紹介する「TinyMCE Advanced」というプラグインを使えば、HTMLの知識がなくても表やリストなどをビジュアル的に記事内に挿入できるようになります。このプラグインを利用する場合は、「ビジュアルリッチエディター」を選ぶ必要があります。

初心者の人は「ビジュアルリッチエディター」のままでいいと思います。

3)プラグイン

WordPress(ワードプレス)はプラグインをインストールすることで、機能を拡張できます(ブログ上でやれることを増やせます)。

多くのプラグインが無料で提供されていますが、僕の場合、「Less is More(少ない方がいい)」というスタンスなので、ムダにプラグインを増やさないようにしています。

3-1)プラグイン > インストール済みプラグイン

通常、デフォルトで3つのプラグインがすでに入っていますが、エックスサーバーの場合は最近になって「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」というプラグインが最初から入るようになったようです。

「TypeSquare Webfonts」とはフォント会社モリサワのデザイン性の高いフォントのことです。このフォントをブログ上で使えるプラグインです。

デザイン重視な人は使ってみる価値はあるかもしれませんが、サイトの表示スピードが少し遅くなるように感じています。

プラグインを利用するには「有効化」する必要があります。インストールするだけで有効化しなかったら、そのプラグインは機能しません。

記事内にコメント欄を表示するなら、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」は必須プラグインです。高確率で海外からのスパムコメントを弾いてくれます。

ただ、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」を利用するには、有効化した後に「Kismetアカウント」を設定するためにAPIキーを取得する必要があります。通常のプラグインよりもひと手間かかります。

「WP Multibyte Patch」も有効化した方がいいと思います。(どの程度の効果なのか実感はできないですが念のため。)

「Hello Dolly」は、こういうのが好きな人は有効化しておいてもいいのではないしょうか。僕は削除しています。

3-2)プラグイン > 新規追加

新しいプラグインを利用できるようにするには、「インストール → 有効化」という手順を踏む必要があります。

新しいプラグインは「プラグイン > 新規追加」で探します。

最初の画面は「注目」なので、注目度の高いプラグインが表示されているようです。

「人気」「おすすめ」に切り替えることで、他のプラグインも表示されます。

キーワード検索でもプラグインは探せますが、日本語と英語で違うプラグインが表示されます。

プラグイン作成者は圧倒的に英語圏の人が多いので、英語で検索した方が探しているプラグインを見つけやすいかもしれません。(ページビュー → pageview)

また、プラグイン名で検索すると、そのプラグインが表示されます。

新規追加したプラグインは「インストール済みプラグイン」ページに表示されます。

個人的にマストと思うプラグインは以下のものです。

  • PubSubHubbub:記事を更新したことをリアルタイムに通知するので、検索エンジンに早くインデックスされます。RSSリーダーにもリアルタイム通知できます。
  • WP Social Bookmarking Light:TwitterやFacebookなどのSNSボタンを記事に配置できます。
  • WordPress Popular Posts:サイドバーやフッターにアクセスランキングを掲載できます。
  • Contact Form 7:お問い合わせフォームを設置できます。
  • BackWPup:データベースを定期的にバックアップできます。

意外と盲点になるのが「BackWPup」だと思います。

WordPress(ワードプレス)は記事を管理画面内で書き、その記事はサーバー上には残らずデータベースに溜め込まれるため、FTPソフト経由でダウンロードしてパソコン内にバックアップをとることができません。

通常のHTMLサイトとは仕組みが違うので、プラグインでデータベース自体を定期的にバックアップした方がいいです。

データベースのバックアップさえあれば、サーバーが物理的な障害を起こしてデータが消滅してしまっても、あとで記事を復旧できます。

逆に、データベースのバックアップがなければ、サーバーが物理的障害を起こした時に過去に書いた記事は復元できません。

地震と一緒で、来てから後悔しても無意味なので、ある程度の記事数を書いたら事前にバックアップ設定はしておいた方がいいと思います。

「BackWPup」の設定の仕方にはついては「プラグインBackWPupでWordPressのバックアップをDropboxにとる方法」で詳しく説明しています。

また、必要性を感じれば、以下のプラグインをインストールすることで、ブログ上でやりたいことが実現しやすくなるかもしれません。

プラグインの使い方が分からない場合は、プラグイン名で検索すれば解説したサイトがたくさん出てくるのでそちらを参考にしてください。

また、使っていないプラグインは削除しておいた方がいいです。というのも、そのプラグイン経由からハッキングみたいなことをされる可能性があるからです。

特に、ずーと更新していないプラグインは注意が必要です。

人気のあるプラグインはWordPress(ワードプレス)のアップグレードに応じて、プラグインをアップグレードすることも多い傾向にあります。

一方、カテゴリの順番を変更するようなシンプルな機能のプラグインは、それほどアップグレードしません。(アップグレードの必要性がないためだと思います)

また、有料のテーマなどでは、上で紹介したプラグインのような機能がすでにテーマ内で組み込まれている場合もあります。

4)外観

WordPress(ワードプレス)の場合、「テーマ」を変更することで、簡単にサイトの見た目(デザイン)を変更することができます。

HTMLサイトの場合だと、サイトの見た目を変えるにはデザインをイチからPhotoshop等で作り直し、HTMLやCSSも修正する必要がありますが、WordPress(ワードプレス)なら「テーマ」を変えるだけで、全く別のデザインのサイトにすることができます。

プラグインは無料のみですが、テーマには無料と有料があります。

4-1)外観 > テーマ

「テーマ」はデフォルトの状態では、WordPressオリジナルテーマが3つあります。

この画面で自分が使いたいテーマを選択します。

WordPressオリジナルテーマは、以下のように1年ごとに作成されています。2018年はどんなオリジナルテーマが出てくるのでしょうか?

ちなみに、当サイトはこの中の「Twenty Twelve」を使っています。

ただ、WordPressオリジナルテーマはアフィリエイトにはあまり向いていないと思います。

当サイトの場合も、なんとなく惰性で使い続けているというのが正直なところです。かといって、今さら変更しようとも思わないのですが。

新しい「テーマ」をインストールしたい場合は、「外観 > テーマ」の上部にある「新規追加」をクリックします。

この画面で新規テーマを検索してインストールできます。

プレビューボタンをクリックすれば、事前にサイトデザインを確認できます。

新規テーマを採用するには、インストール後に「外観 > テーマ」で有効化する必要があります。

これ以外の無料テーマの探し方としては、WEBで「ワードプレス テーマ 無料」などのキーワードで検索すれば、オススメの無料テーマを紹介したブログなどがたくさん出てきます。

また、プラグイン同様、ハッキング対策として、使っていないテーマは削除しておいた方がいいと思います。

4-2)外観 > カスタマイズ

「外観 > カスタマイズ」では、サイトの見た目等をカスタマイズできますが、僕はあまりこの画面でカスタマイズをしたことがないです。

4-3)外観 > ウィジェット

「外観 > ウィジェット」は非常によく使う項目です。

WordPress(ワードプレス)は「プラグイン」で機能を増やし、「テーマ」でデザイン変更ができ、「ウィジェット」で表示したい項目を増減できます。

左側にある「利用できるウィジェット」を右側の「ブログサイドバー」などにドラッグ&ドロップすることで、表示したい項目を増やせます。

減らしたい場合は、右から左へドラッグ&ドロップ。

ウィジェットの中でも汎用性が高いのが「テキスト」です。

「テキスト」にはバナー広告のコードやアドセンスコードをコピペして表示できます。

ただ、バナーだらけのサイドバーにならないように気をつけた方がいいです。

売りたい商品やサービスがあったら、記事内で売った方が圧倒的に成約率は高くなります。

4-4)外観 > メニュー

「外観 > メニュー」ではグローバルナビゲーションを作れます。

当サイトの場合なら、サイトタイトル「成り上がりアフィリエイト」下の「ホーム」ボタンなどがあるメニュー群です。

4-5)外観 > ヘッダー

「外観 > ヘッダー」では、ヘッダー(サイト上部)の画像を変更できます。

当サイトの場合なら、東京の夜景の写真の部分です。

4-6)外観 > テーマの編集

「外観 > テーマの編集」では、テーマを編集することができますが、ここはHTMLやCSS、PHPの知識がある人じゃないといじらない方がいいです。

アクセス解析を「Google Analytics」を使っている人なら、先ほど紹介したプラグイン「Google Analytics for WordPress by MonsterInsights」経由でソースコードを埋め込めますが、それ以外のアクセス解析を使っている場合は「テーマフッター(footer.php)」を表示させます。

そして、</body>の上にソースコードをコピペして「ファイルを更新」ボタンをクリックすれば、アクセス解析タグを埋め込めます。

こういうソースコードを見ると、HTMLやCSS、PHPの知識があった方がいいかなと思う人もいるかと思いますが、あまり気にしないでいいと思います。

というのも、WordPress(ワードプレス)のいいところは、HTMLやCSS等の知識がなくてもオリジナルドメインでブログの運営ができるところです。

「HTMLやCSSの勉強」や「WordPress(ワードプレス)の使い方の勉強」みたいなことに貴重な時間を使っていたら、自分のために戦ってくれる手駒(記事)は増えていきません。

また、WordPress(ワードプレス)は単なる戦うための武器です。

記事を書かずに、WordPressの使い方の勉強をしているということは、戦わずに部屋でナイフをいつまでも磨いているような状態です。そんな状態で勝利を手にすることはできません。

ブログを運営する理由や目的は「WordPressを使いこなすこと」ではなく「アフィエイトでお金を稼ぐこと」です。

そのためには、「自分のために戦ってくれる手駒(記事)を増やすこと」「より戦闘力の高い手駒(記事)を増やすこと」にフォーカスすべきだと僕は思っています。

有料テーマをインストールする方法

有料テーマを購入し、WordPress(ワードプレス)にインストールするにはFTP経由でアップロードします。

僕は有料のFTPソフトを使っていますが、無料でも普通にあります。

有名どころだと、Windowsなら「FFFTP」、Macなら「Cyberduck」や「FileZilla」などです。FTPソフトを持っていない人はググって探してみて下さい。

FTPソフトを立ち上げたら、「wp-content → themes」と進み、ここに有料テーマをフォルダごとアップロードします。

アップロードが完了したら、WordPress(ワードプレス)の管理画面の「外観 > テーマ」に戻り、この有料テーマを有効化します。

個人的にはこの有料テーマが好きです。

僕は日々リサーチする課程で、このテーマを使っているサイトをよく見かけていました。

多くのサイトで使われているので、最初は「無料テーマなのかな?」と思って探してみたのですが、見つかりませんでした。

そこで、このテーマを使っていた3つブログの問い合わせフォームから「このテーマは何というテーマなのですか?」と問い合わせたところ、1人だけ親切な人がいて教えてくれました。

無料テーマもいいですが、最適な無料テーマを探す時間を時給換算すると有料テーマの値段ほどになってしまうケースもあります。

第一印象の良いブログを作れるので、金銭的に無理がないなら、最初から有料テーマを使うのもありだと思います。

ちなみに、この有料テーマを使っているから上位表示しているサイトが多いのではなく、良いコンテンツを書いているブロガーにこのテーマが選ばれているということだと思います。

5)カテゴリー

最後に「カテゴリー」を設定します。

「投稿 > カテゴリー」と進み、「名前」に「カテゴリ名」、「スラッグ」に「ディレクトリ名」を英語で入力します。

たとえば、カテゴリ名が「今日の朝食」だったら、「名前」に「今日の朝食」、「スラッグ」に「breakfast」のような感じで入力します。

以上で、WordPress(ワードプレス)管理画面の初期設定は終了です。

記事を書く

ここからは記事を書く手順に入ります。

「投稿 > 新規追加」と進みます。

基本的な手順としては、以下のような感じです。

  1. 記事タイトルを入力
  2. カテゴリーを選択
  3. 文章を書く
  4. 公開ボタンをクリック

記事内に画像を追加したい場合は、「メディアを追加」をクリックして画像をアップロードします。

その画像を「アイキャッチ画像に設定」すれば、トップページやサムネイルなどに記事のアイコン的画像として使われます。

WordPress(ワードプレス)の場合、記事タイトルがそのまま個別記事のURLになってしまいます。

中には、日本語がイヤだと思う人もいると思います。

その場合は「編集」ボタンを押して、英語で個別記事のURLを入力することも可能です。

英語が苦手な人なら、「Google翻訳」を使えば、それなりの精度の英語が表示されるので、コピーして使えます。

「新規投稿を追加」画面では、「表示オプション」で表示させたい項目を選ぶことができます。

僕は書くことに集中したいので、表示させる項目は最小限にしています。

WordPress(ワードプレス)は予約投稿も簡単に設定できます。

デフォルトでは「すぐに公開する」となっていますが、その横の「編集」をクリックすると公開したい日時を設定できます。

予約投稿したい日時を設定して「OK」ボタンをクリック。すると、下の青い「公開」ボタンが「予約投稿」ボタンに変更します。

たとえば、金曜日に3記事まとめて書いたとします。

そのうち、2記事は土曜日と日曜日に公開するように予約設定しておけば、土日に遊んでいても、記事は自動で投稿されます。

逆に、週末に5記事書いて、翌週の月〜金に1記事ずつ公開するような予約投稿もできます。

やろうと思えば、1ヶ月分の記事を事前に一気に書き、毎日1記事ずつ投稿するように予約することも可能です。

サーバー側で予約されるので、パソコンの電源を切っていても問題ありません。

この予約投稿は僕もよく使っています。

#

以上が、WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールし、管理画面で各種設定し、記事を書くまでの手順です。

WordPress(ワードプレス)の使い方に関しては、僕よりも詳しい人がたくさんブログ等で説明しているので、分からないことがあってもググれば(検索すれば)たいてい解決できます。

自分でググって解決する能力は、WordPressの使い方を覚える以上に重要だと思う昨今です。

レンガは1つだと単なる石の塊だけど、積み重ねていけば家となる。

僕が好きな言葉があって、それは「レンガは1つだと単なる石の塊だけど、積み重ねていけば家となる。」というフレーズです。

数年前に、新興国の起業特集みたいなテレビ番組がやっていて、その番組内で紹介されていたフレーズだった記憶があります。

正確なフレーズは覚えていないのですが、僕の中では「レンガは1つだと単なる石の塊だけど、積み重ねていけば家となる。」と覚えていて、たまにふと思い出したようにこのフレーズを自分に言い聞かせています。

レンガって1つや2つだと「単なる石の塊」なんですよね。誰からもたいして見向きもされない。

でも、積み重ねていくと、いずれ壁のようになり、さらに積み重ねていくと、最終的には家となります。

この課程って、ブログで記事を書き足していく課程に似ているなぁ〜と思います。

ブログ開設当初、ほとんどアクセスが来ないので、1つ1つの記事がまるで誰からも見向きもされない「単なる石の塊」のように感じます。

でも、最初は「単なる石の塊」でも、積み重ねていけば将来的には「家」になることをイメージしながら、日々更新しています。

ちなみに、僕はブログスタイルのアフィリエイトを勧めているワケではありません。

過去にもペラサイトを勧めていたワケではありません。(ただ、自分がやっていることをつづってきただけです。)

僕に似合う髪型やファッションが他の人に似合うワケではないように、アフィリエイトのスタイルは人それぞれです。

僕が取り組んでいるスタイルが、他の人に最適なスタイルであるかどうかは僕には分かりません。相性とかもあると思います。

そこは己の実践の中で自分で見出すものだと思います。

自分が結果を出せるスタイルに出会うまで、諦めずに続けていきたいですね。

自分のスタイルが固まってくると、周囲の情報に惑わされなくなりますし、周囲のノイズを素通りできるようになります。

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