ピンチはチャンス、諦めることなんてバカのやること。

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ピンチはチャンス、諦めることなんてバカのやること。

最近、つくづく思うことがあります。

それは「ピンチはチャンス」ということ。

もうちょっと正確に言うと、「ピンチは自分をさらに成長させてくれる、定期的に訪れる試練みたいなもの」と言うことです。

5月半ばに某ASPから連絡が来て、今まで特単が出ていた案件が通常単価に戻ってしまうと言われました。

単価としては4分の1くらいになってしまい、1万円以上も下がってしまいました。。

この案件は僕の中で「夏のエース」と言うべき案件で、去年の夏はこの案件でかなり稼がせてもらいました。

でも、今年は「これから夏本場」という繁盛期前のタイミングで単価を大幅に下げられてしまったので、この話を聞いた時は「今年の夏は終わった・・・」とすら思いました。。

ASPのスタッフさんも「このタイミングでなぜ単価ダウンなのか。。私も意味が分かりません。。申し訳ない。。」とのこと。

「こうなったら、今年の夏はあきらめて、世界一周でもしてこようかな・・・」とすら思ったほどです。。

イヤァ〜な汗が出てきて、「マジでどうしよう・・・」と思ったのですが、とりあえず他のASPの担当さんに相談してみることにしました。

ピンチになったら常に思い出せ。今日は何かが終わる日じゃない。新しい何かが始まる日だ。

特別単価だけでなく、承認率保証ももらう。

他ASPの担当さんに、「単価を大幅に下げられてしまった去年の夏のエース案件」の話をしたところ、代わりになる案件を紹介してもらいました。

でも、僕はその案件名を聞いて「えっ!??その案件・・・」と最初は思いました。

というのも、その案件は良く出るのですが(CVRは非常に高い)、とにかく承認率が悪い案件だったからです。。承認率30%台前半の案件でした。。

でも、ASPスタッフさん曰く、「ある程度の数が取れるなら、特単も出るし、60%の承認率保証も付きます。」とのこと。

特単額も想像していたよりも良かったのですが、それ以上に「60%の承認率保証」というのに惹かれました。

というのも、このジャンルは承認率があまり良いジャンルではなかったからです。

僕は頭の中で「この単価でこの承認率なら、月何件とると・・・」と計算し、納得できる数字が出たので、今年の夏はこの案件で稼ぐことを決めました。

弱気になって誰かに相談したくなったら、まず鏡を見ろ。そいつが答えを持っている。

承認率保証があるので安心して管理画面を見ることができる

さっそく、案件の張り替えをしました。

とりあえず、アクセスが多いサイトに限定して、去年のエース案件から今年のエース案件に張り替えて様子を見ることにしました。

すると、張り替えた初日からすぐに1件出て、その後も1日1〜3件くらい出るようになりました。

以前なら、どんなに発生しても「どうせ3分の1しか承認されない案件だし・・・」と喜べないでいたのですが、今回は60%承認率保証が付いているので、以前のような不安を感じることなく安心して管理画面を眺めることができました。

60%承認率保証ということは、半分以上は承認されるということですから。(半分以上承認されない案件はやりたくない。。)

僕はある程度の手応え感じたので、さらにこの案件の露出を高めようと思いました。

つまり、この案件でもっと稼ごうと思ったわけです。

今までの経験的に、「これはイケる。もっと取れる。倍は稼げる。」と直感的に思ったからです。

失敗できない臆病者になるな。男は傷だらけくらいがちょうどいい。

さらなる承認率保証を交渉する

案件の露出を高める前に、もっと良い条件を引き出そうと思いました。

というのも、手応え的に「露出を高めればもっと取れる」という確固たる自信があったからです。

自信があったので、なるべく有利な条件で戦いたいと思いました。

ここでの良い条件とは以下の2つですが、今回は後者で交渉してもらうことにしました。

  • 単価をもっと上げてもらう
  • 承認率保証をもっと上げてもらう

そこで、ASPのスタッフさんに「さらに露出を高めて獲得件数を増やすから、承認率保証60%を80%に上げる交渉してもらうことは可能ですか?」と連絡し、具体的な施策も明示しました。

単価を上げてもらうのではなく、承認率保証を上げてもらう交渉をお願いしました。

そして、ASPスタッフさんの素晴らしい交渉力もあり、「承認率保証80%」を獲得しました。

僕はその案件の露出を一気に高め、その結果、多い日では1日5件ほど出るようになりました。

そして、結果的に、5月は過去最高の確定額になりました。

5月半ば、去年の夏のエース案件の大幅単価ダウンの話を聞いた時は、「今年はヤバイ・・・前年比ダウンだ・・・」とイヤな汗をかいたのですが、まさかの過去最高という結果に・・・。

あの時、あきらめたり、ふてくされたりして、逃げるように世界一周の旅に出なくてよかったです。(世界一周自体はすごく魅力的ですが・・・)

エース案件の単価大幅ダウンというピンチから逃げることなく、きっちり向き合ったことによって、僕はさらに成長できました。

そして、この時、改めて思いました・・・ピンチはチャンス、諦めることなんてバカのやることだ。ピンチは自分を次にステージに押し上げてくれる試練のようなものだと・・・。

どっちか迷ったら、難しい方を選べ。

不確実な中で可能な限り安定性を高める道を模索する。

僕が「単価をもっと上げてもらう(特単交渉)」ではなく、「承認率保証をもっと上げてもらう(承認率交渉)」を選んだ理由は「ビジネスとしての安定性を高める」ためです。

アフィリエイトというのは、とにかく不安定で不確定要素が高いビジネスです。

今、ざっと思いつくだけで、以下のような不確定要素があります。

  • 検索順位変動によるアクセス減少
  • 単価ダウン(特単 → 通常単価)
  • ジャンル衰退による単価・承認率・EPCの低下
  • 案件自体の商品力の相対的な低下(トレンド)
  • 広告主の広告予算による不可思議な非承認
  • 広告主のアフィリエイト広告からの撤退

このような不確定要素が多い状態でアフィリエイトと向き合い続けるのは精神的に辛いので、できる限り「安定性」を担保できるような戦略をとるようにしています。

なので、「単価アップ」ではなく「承認率保証アップ」の交渉をしてもらいました。

承認率が確定するということは、先が見えやすくなるということです。

承認されるかどうか分からないという神頼み的な状態から、「単価 × 承認率 × 獲得件数」で月の確定額を予測できる状態を作れるということです。

予測できる要素が増えれば、ビジネスとしての安定度も高まり、精神的にも安定してアフィリエイトに取り組むことができます。

今の僕はドーンと大幅に報酬を増やすことを狙うよりも、確実性や安定性を重視して、毎年緩やかな右肩上がりにできるようにアフィリエイトに取り組んでいます。(といっても、なかなか難しいのですが・・・)

お前が目指しているのはそこじゃないだろ。もっと上だろ?顔を上げろ、下げるな。

いい時は長く続かない

僕は「いい時は長く続かない」と思うようにしています。

まぁ、続いたらもちろんうれしいですが、常に「今のいい状態」が崩れた時の対応策は、崩れる前に考えておきたいと思っています。

「賞味期限」みたいなものを常に頭の片隅に置いています。

今回の大幅な単価ダウンも「いい時は長くは続かない」の典型で、去年の夏が「案件の賞味期限」だったワケです。

結果的に、去年以上の結果が出てよかったですが、それも長くは続かないと思っています。

つまり、今年の夏のエース案件が来年の夏もエース案件でいられないことを頭に入れながら、今後の戦略を練る必要があるということです。

今の特単や承認率保証がいつまでも続くとは思わない方がいいということです。

いま稼げている案件が来月以降も稼げるとは限らないということです。

アフィリエイターは紹介する案件は自分で選べますが(コントロール可)、広告主の広告予算や案件自体の流行り廃りなどはコントロールできないので、常に「案件の賞味期限」や「ジャンルの賞味期限」を意識しておきたいところです。

結果が出ていて、金銭的にも精神的にも余裕がある時にこそ、エース案件が稼げなくなった時のシミュレーションをしつつ、次の成長カーブを描けるようにコツコツと日々仕込んでいきたいですね。

まずルールを作れ。次にルールの奴隷になれ。

どんな状況に置かれても、不屈の闘志で爪あとだけは残す。

人って予想もしないピンチな状態がやってくると、冷静な判断ができなくなり、投げやりになったりヤケクソになったりして、自らマイナスの道を選んでしまったりします。。

また、頑張っているのになかなか結果が出ない時も、自分が傷つかないでいい言い訳を考え、挑戦することを諦めてしまったり。。

僕自身も過去にそういったことはあります。その度に、1年前とたいして変わってない不甲斐ない自分にイラつきます。。

でも、不屈の闘志で決して諦めなかったこともいくつかあります。アフィリエイトもその1つです。

多くの人は、自分が理想とする生活や夢や目標があると思います。

でも、それを手に入れるためには、「強い意思」と「具体的な行動」が必要になります。

「強い意思」があっても、「具体的な行動」がなければ数字は出ません。単なる夢見る人で終わります。

「具体的な行動」をしても、「強い意思」がなければ道半ばであきらめてしまうことになります。また、ピンチに襲われた時にもそれを乗り越えることはできません。

理想とする自分に少しでも近づくために、毎日少しでも進化するために・・・どんな状況に置かれても、不屈の闘志で爪あとだけは残すくらいの執念であきらめずにアウトプット(強い意思&具体的な行動)と向き合っていきたいですね。

NEVER GIVE UP…

自信しかない。それでいい・・・。

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12 thoughts on “ピンチはチャンス、諦めることなんてバカのやること。

  1. 佐藤

    いいお話ありがとうございます。アフィリエイト関係なくいろいろと心折れていましたが、少しでも頑張ってみようという気にさせていただきました。

    返信
    1. タイガー aka 成り上がりアフィリエイター 投稿作成者

      佐藤さん

      心が折れた時(ピンチ)は、その後の振る舞いによってはより大きなリターン(チャンス)を得るキッカケとなり得るので、色々あると思いますが、できるだけ明るい未来にフォーカスしていった方がいいと思います。お互いがんばりましょう!

      返信
      1. 佐藤

        お忙しい所、ご丁寧に御返信ありがとうございました!とりあえず開き直ってやっていこうと思います!(^^)/どうせ人間誰も最後は死ぬしかないので、お互い行ける所まで行ってやりましょう!

        返信
  2. タク

    初めまして、タクと申します。
    タイガーさんのブログを読んで衝撃を受け、ノウハウを探し回ることを止めてサイトの作成をガンガンやるようにするようにしました。
    すると月に5万円行かなかった報酬が7月の発生で50万円を超えました。5万円を超えたのが3月なので、自分でも驚くほどのスピードで報酬が増えていきました。私はペラサイトで作り始めて、アクセスが増えたサイトは3ページ位の小規模サイトにする手法を採用しています。

    たくさんサイトを作る重要性を教えてくださったタイガーさんのおかげです。ありがとうございました。失敗を恐れていた自分をこのブログが変えてくれました。

    アフィリエイト成功のカギはもうたぶん100回は読んだと思います。

    どのアフィリエイト教材よりもこのブログに書いてある事 の方が為になりました。アフィリエイト塾に頼っているうちはダメという趣旨の記事を読んで、25万円の塾に申し込むのを辞めました・・・。今となっては本当に申し込まなくて良かったと思っています。

    無料でこんな良い情報があるなんて素晴らしいブログだなと思いましたし、内容がとても熱いので読むとやる気が出てきます。

    この、人をやる気にさせるタイガーさんの文章力が、物を買う気にさせる文章力とつながるのだろうなと、思いました。

    私は兼業なのでアフィリエイトで稼がなくても生活が出来ないという事はありませんでした。けどこの稼がなくても大丈夫という感覚はアフィリエイトで報酬を伸ばす足かせとなっていました。成り上がりアフィリエイトを読んで「こんなにガムシャラにサイトを作っている人がいるのか・・・」と衝撃を受けると同時に、サイト数を目標にするのって楽しそうだなと思い、真似したくなってうずうずしたのを覚えています。

    そうは言っても他に仕事をしているのでサイト作成する時間というのは限られます。私もアウトプットの時間の確保は相当苦労しました・・・。ただひとつ言える事は記事を書けば書くだけ作成スピードが早くなるので、最初は遅くてもいいので記事を書くことを止めないという事が大事なのかなと思います。

    記事を何日かけてでも完成するまでは書くという姿勢が良かったのかなと思っております。時間がなくても続けてさえいけば結果につながるのはアフィリエイト以外の事にも言えるのかなと思いました。

    人様のブログのコメント欄で偉そうなことをすいません・・・。もし過去の私と同じく月5万以下で伸び悩んでいる方の参考になればと思い、詳細を書かせていただきました。

    お忙しいところ読んでいただきありがとうございます。

    タク

    返信
    1. タイガー aka 成り上がりアフィリエイター 投稿作成者

      タクさん

      熱いコメント、ありがとうございます!

      コメントを読んでいて感じたのですが、タクさんはすごく目の付け所がいいと思います。

      たぶん、勘がいい人なんだと思います。

      今後、月100〜200万を目指すにあたり気をつけるべきことは、ジャンルを広げ過ぎないことだと思います。

      あれもこれもと手を付けずに、「勝つべくして勝つ土俵で勝ちまくる」ことを狙った方が早く100万にたどり着けると思います。

      中途半端に、「10・20・30・40」と力を分散するのではなく、「100(一点集中)」や「80(勝つべくして勝つ)・20(次の成長カーブに向けて研究開発)」くらいの配分で月150万円くらいまでは行った方がいいと思います。

      本業を持ちながら、アフィリエイトをやるってすごく大変だと思いますが、お互い頑張りましょう。

      返信
      1. タク

        タイガーさん

        返信ありがとうございます。アドバイス通りに手を広げ過ぎずにしばらくは同じジャンルで攻めます。

        ものすごく、「あの記事が役に立った」、「この言葉に救われた」とか、言いたいのですが長くなるので、簡単に一言で。

        タイガーさんの優しさに感謝!!

        ありがとうございました。

        返信
  3. りょうたそ

    最近拝見させていただいてます。熱くて楽しく読ませてもらってます!

    僕はアフィリエイトのことまったくわかりませんが、ペラサイト戦略は「1ドメインで1キーワードで1LP」ということですよね?
    ASPに1ドメインごとにサイト申請をして提携したり(特に金融なんかは承認まで時間かかりそう)しているってことでしょうか?また、特単出た際など、タグを使いまわしているということでしょうか?
    あまり調べごとはしない方なのですが、ペラサイト作成の上でどうしても気にかかった部分なのでお答えいただけるとありがたいです。

    @repiann

    返信
      1. トキヤ

        なるほど。そうでしたか。
        わざわざお返事有難う御座います。
        それならば、安心致しました。
        また、復活される可能性があれば、楽しみにしております。

        返信
  4. あろは

    とても久しぶりにタイガーさんのブログを開いたら、今の私にピンポイントで驚きました。
    月3万ほど稼いでくれていた私の唯一の2商品が先月は半分以下、今月はいまだ発生ゼロです。
    何も手を打たずただ落ち込んでいて「あ~あ」って思っていただけ。
    タイガーさんの記事で「何か」を感じました。
    ありがとうございます。

    返信
    1. タイガー aka 成り上がりアフィリエイター 投稿作成者

      あろはさん

      久しぶりに見てくれて、ありがとうございます!

      収益の落ち込みはアフィリエイトにはつきものです。

      常に付きまとうものです。

      つまり、定期的に訪れるものです。

      なので、事前にリスクリバーサルをしておく必要があります。

      売れていて心に余裕のある時こそ、売れなくなった時に備えて、次の成長カーブに向けて種を蒔く必要があります。

      あとは、売れなくなった時は自分が成長するための機会(チャンス)くらいに捉えるのがいいと思います。

      売れている時にはしない努力をしますし、今まで以上に深く考え、アフィリエイトと向き合うようになりますから、今のピンチを乗り越えれば、アフィリエイターとして1つ大きくなれます。

      なので、今のピンチはアフィリエイターとして成長するための良い機会(チャンス)と考え、試行錯誤するといいと思います。

      今現在、月数百万稼いでいるアフィリエイターは、定期的に訪れる「ピンチ」を「チャンス」に塗り替えてきた人たちです。

      返信

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