Business Media 誠:仕事をしたら“けしからん奴”を見つけた:アフィリエイト市場が拡大している――その要因は意外にもあの業界のお客さん
上の記事は2013年5月8日の記事ですが、バリューコマースのスタッフさんがインタビューされていて、非常に興味深い内容になっています。
この記事を読むと、アフィリエイトで大きく稼げるジャンルと景気に左右されないジャンルが分かります。
アフィリエイト市場は今後も伸びる
矢野経済研究所によると、2015年までアフィリエイト市場は拡大していくそうです。
- 2010年:1009億8000万円
- 2011年:1133億7000万円
- 2012年:1276億9000万円
- 2013年:1461億円
- 2014年:1570億円
- 2015年:1659億円
アフィリエイトってモノやサービスが売れた時だけ、広告主がASPとアフィリエイターに報酬を支払うビジネスモデルなので、広告主側の金銭的なリスクは少ないですからね。
他の広告って売れようが売れなかろうが広告代金は発生しますから。
そういう意味では、アフィリエイト市場が今後も伸びていくのは当然だと思います。
リスクを背負っているのは広告主ではなくアフィリエイターですから。
そして、リスクを背負っていると言っても、アフィリエイト自体は初期コストが非常に少ないので、仮に結果が出なくても大きな金銭的な損失を追う事はありません。時間的損失のみです。
ただ、高額塾などをはしごして、インプットばかりして、アフィリエイトサイトはほとんど作れていないという負のスパイラルに陥ってしまうと、金銭的な損失も追うことになりますが・・・。
アフィリエイト塾はアフィリエイターの孤独や不安というブラックホールを狙ったビジネスモデルという側面もありますからね。
そういう意味では、入ってくる情報を減らしてアウトプット重視の生活にして、ノウハウ探しをせずに場数を積むことを重視することがアフィリエイト成功の鍵だと個人的には思っています。
ただし、すでにそこそこ稼いでいて、情報を要領よく扱えて、どんどん行動に移せる人なら、アフィリエイト塾がさらなるステップになることも多いと思います。
ASPの売上高も伸びている
バリューコマースだけでなく、他のASPも基本的に売上高が伸びているそうです。
2008年9月15日に起きたリーマンショック後の2009年は少し落ち込んだようですが、基本的にASPの売上高は右肩上がりで、バリューコマースは2012年には過去最高の売上高を上げています。
アフィリエイトで一番儲かるのってASPなんですよね。
たとえば、1万円の財布が売れた場合、アフィリエイターへの報酬が10%(1000円)でASPへの報酬が30%(3000円)という構成比だったりします。
だから、大手ASPは上場していますし、立派なオフィスで多くの社員を雇うことができます。
といっても、ASPで働く社員はサラリーマンなので、それほど年収は高くないと思いますが。
アフィリエイトで大きく稼げるジャンル TOP10
バリューコマースのジャンルごとの売上構成比は以下のようになっているそうです。
2011年 | 2012年 | |||||||
ジャンル | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
金融 | 30.8% | 30.8% | 30.3% | 33.2% | 36.9% | 37.3% | 40.0% | 40.8% |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
旅行 | 9.1% | 9.3% | 11.7% | 10.3% | 8.9% | 10.3% | 12% | 10.7% |
PC・家電・ソフト | 8.2% | 8.0% | 8.6% | 7.8% | 7.9% | 5.9% | 5.2% | 7.3% |
美容・エステ・コスメ | 3.3% | 3.8% | 4.0% | 3.8% | 3.5% | 3.9% | 4.7% | 4.7% |
ショッピング・オークション | 4.6% | 3.7% | 3.4% | 4.1% | 3.7% | 3.8% | 2.8% | 3.5% |
ファッション・アクセサリー | 2.0% | 2.3% | 1.8% | 2.4% | 2.2% | 2.8% | 2.4% | 2.8% |
就職・転職・アルバイト | 1.4% | 1.7% | 1.7% | 1.7% | 2.1% | 2.3% | 2.6% | 2.4% |
住まい・暮らし | 2.8% | 3.3% | 2.3% | 2.0% | 2.2% | 2.0% | 1.6% | 1.5% |
エンターテイメント | 1.3% | 1.4% | 1.5% | 1.5% | 1.6% | 1.5% | 1.4% | 1.4% |
健康・ダイエット・医療 | 2.0% | 2.2% | 2.3% | 1.8% | 1.7% | 1.7% | 1.4% | 1.1% |
上位10ジャンルの売上高占有率 | 65.4% | 66.5% | 67.6% | 68.6% | 70.7% | 71.4% | 74.0% | 76.2% |
この表を見ると、金融が約4割となっています。
バリューコマースでは特にキャッシングが伸びているそうです。
あと、金融といえばFXですよね。
稼ぎまくって会社を作ったアフィリエイターでキャッシングとFXをやっていない人ってほとんどいないのではないでしょうか。
ただ金融ジャンルは今から参入するのはちょっと難しいかもしれませんね。
まず、広告主と提携するのが他のジャンルに比べて大変ですし、当然ですがライバルも強いです。
でも、穴はあります。この穴をどれだけ見つけられるかでしょうね。
そして、2位には旅行が入っています。これはちょっと意外でしたね。
僕も旅行ジャンルには今年5月から本格参入しましたが、はっきりいってあまり出ません。
出たとしても、承認までに時間がかかります。
旅行ってなんとなくネットをしながら思いつきで買うような商品ではないですし、基本的に前もって予約するので、決済に行き着くまでに時間がかかるジャンルです。
なので、旅行が好きで頻繁に国内・海外旅行をする人だったらいいですが、そうでないなら他にもっと参入すべきジャンルはあると個人的には思っています。
アフィリエイトで景気に左右されないジャンル
バリューコマースのスタッフさん曰く、景気に左右されないジャンルは「物販系」ということです。
人間が生活していく上で最低限必要なモノは景気にあまり左右されないと言っています。
物販系といっても色んな商品があるので、何を売るかでだいぶ変わってくるかと思いますが、「細く長く」サイトを運営しているアフィリエイターが多いそうです。
逆に、法規制などが入って広告の出稿量が減少するジャンルはASPからするとハイリスク・ハイリターンなジャンルということです。
たとえば、労働者派遣法が改正された人材関係とか。
こういった話を聞くと「物販系を頑張ろう!」と思う人もいるかと思いますが、僕としてはハイリスク・ハイリターンな人材関係を頑張った方がいいと思っています。
だって、物販系で1個売れて500円よりも、人材関係で15000円の方が魅力的ですよね。
報酬500円の物販系を30個売るよりも、人材関係を1つ売る方がラクなような気もしますし。
やっぱり、アフィリエイトで大きく稼ごうと思ったら、高額報酬ジャンルから目を背けてはダメだと思うんですよね。
どんなにライバルが強そうに見えても、穴を探して、そこにブスっと刺す姿勢が大事だと思いますね^^
今日はこんな感じの曲を聞きながら頑張ろうと思います!昨日は近所のバーでテキーラ飲み過ぎて、頭痛がすごいですが・・・^^;